こんにちは。Kanemori【かねもり】です。
先日京都旅行に行った際に思い出した、数年前の京都旅行でやらかしたお話です。
結局バッグは東京駅にあったのですが、新幹線は発車してしまいスマホとスーツケースのみでカードも現金も持たずに旅行を楽しみました。家族がいて良かった。
同じようなことをするおマヌケさんがいるかどうかは分かりませんが、失くしものをしたときってとても不安になりますよね。まして貴重品だと尚更。落し物をしても親切な人が然るべき場所へ届けてくれる文化の日本に生まれて本当に良かったと思います。
新幹線出発後に帰りの切符を失くしたときの対応
バッグがない!
それは数年前、母と姉と3人で旅行に行った時の事です。早朝に出発し東京駅で駅弁とビールを買い、新幹線を待ちます。旅行に行く時の新幹線ってすごくワクワクするし、おいしい駅弁とビールを早く飲みたいなーって気分でした。
新幹線がホームに到着し、日本が誇る新幹線清掃隊の皆さまが先に入り座席等をキレイに仕上げてくださいます。
数分後、新幹線に乗れる準備が整い、切符を見ながら自分の席を探します。「窓側は誰が座る―?」なんて平和な会話をしながら…。
席を見つけ、これから始まる数時間の新幹線を楽しむ準備をします。まず、スーツケースを棚に上げて、お弁当はテーブルに置いて、貴重品が入ったバッグは手元に置いて…?ん?バッグは?
新幹線が発車してしまう
「ワタシのバッグ無いんだけど?」と言うと母も姉もキョトンとしています。そりゃそうです。自称几帳面なワタシがおバカなことを言い出すものですから。「え?え?どうしよう?」なんてやり取りをしている間に新幹線の発車ベルの音が聞こえます。オーマイガッ!
とりあえず落ち着いて、バッグをどこで失くしたか考えます。東京駅で家族と合流して帰りの新幹線の切符を財布にしまったことは覚えていたので、東京駅のどこかに忘れたのだと推理できました。忘れるところと言えばトイレでしょう。だってトイレに入ったとき入口にバッグをかけたような気がするもん。用が済んだらスーツケースだけ持って出てきちゃったんだな、きっと。
駅に電話して聞いてみよう
助けを求める相手は車掌さんじゃないのは今思えば分りますが、当時は焦っていたので車掌室へ向かいます。親切な車掌さんは「新幹線の改札前と改札内どちらですか?」と聞いてくれました。どうやら「JR東日本」と「JR東海」で管轄が違うらしいのです。ひとまずトイレに入ったのが改札前なので「JR東日本お問合せセンター」へ電話します。
あっさり見つかる
「JR東日本お問合せセンター」へ問い合わせると、すぐに見つかりました。東京駅のトイレにあったのを、どなたか親切な方が届けて下さったようです。一安心。引取方法を確認しますと「東京駅お忘れ物承り所」にて受け取りできるそうです。ですが帰りの切符はバッグの中…。どうすればいいか尋ねると「旅行先に着払いでお送りすることもできます」との事。おう!名案!ですが忘れ物は「東京駅お忘れ物承り所」にあるので、そちらに問い合わせるよう指示がありました。
バッグが簡単に見つかったので母と姉に報告です。席に戻ると駅弁も食べずにワタシを待っていてくれているではありませんか!嬉しい!ありがとう!一気に解決した気持ちになりました。早朝だったので「東京駅お忘れ物承り所」の営業開始時間まで駅弁とビールを楽しむことにします。
荷物が欲しい!
美味しい駅弁とビールを満喫し、眠くなる前に一仕事しなければいけません。いざ「東京駅お忘れ物承り所」に電話をします。着払いでホテルに荷物を送ってもらえないかと問い合わせると、本人確認ができれば送れるが到着は2日後になるとの事。
…ダメだよ、帰る日だよ。帰りの時間までに届く保証がないので仕方なく帰京後取りに行くことにしました。
ですが重要なのは帰りのチケットがないこと。新幹線の切符がバッグに入っているので東京に帰れません。旅行を予約したのが「JR東海ツアーズ」の「ぷらっとこだま」という新幹線をお得に乗車できるというもの。たしか予約の際に払い戻しができないとか書いてあったような無かったような…。良くわからないから諦めて目的地に到着したら考えることにして、新幹線の旅を楽しみます。
JR東海ツアーズ窓口へ
京都駅に到着すると「JR東海ツアーズ」の窓口へ相談しに向かいます。状況を説明すると窓口の方に同情の目を向けられます。ハイ、おマヌケさんはワタシです。
お話を伺うと、紛失した「こだま乗車券」+同条件で再度切符を購入した「再収受証明」を一緒に後日郵送すれば、手数料を差し引いた金額分を払い戻してくださるとの事!ありがたい!帰りの座席は家族と離れ離れになってしまうけれど払い戻しの方が重要ですので手続して頂きます。
「こだま乗車票」と再購入した切符が同条件で、1年以内であれば、新たにご購入いただいた乗車券・特急券料金から乗車券220円、指定席特急券330円の手数料を差し引いて払い戻しをいたします。ただし、紛失されたこだま乗車票と同じ利用条件でご購入されなかった場合には払い戻しはできません。
<注意事項>
以下の例などの場合、通常の場合と返金額が異なります。
・紛失した「こだま乗車票」は「新大阪~東京」で、新たに購入した切符が「新大阪(市内)~東京(都区内)」で新宿駅まで乗車し、新宿駅の「再収受証明」がある場合は
所定の手数料(乗車券220円、特急券330円)の他に東京駅~新宿駅の乗車券分の運賃も差し引きさせていただきます。
※ぷらっとこだまは本来東京駅までしか効力がないため
払い戻しについてはイロイロな条件があるようなので、まずは買上げた店舗に問い合わせるのが良いですね!
おわりに
晴れて帰りのチケットも確保したワタシ。旅行中の飲食等は母に甘えに甘え、お土産代はお借りして旅行を楽しみました。
帰宅後早速「JR東海ツアーズ」に連絡をし、チケットの送付方法を確認します。後日振込先を指定し、無事に返金されましたとさ。忘れ物には気を付けないといけませんね!
今回の失態で同行者には迷惑をかけまくったのですが、スマホは失くさなくて本当に良かったと思いました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。