kanemori Blog

旅とホテルと阪神タイガース

阪神タイガースの鳥谷敬内野手が退団することが決まって寂しい気持ちになっている話

夢乗せて羽ばたけよ

鋭いスイング見せてくれ

さあ、君がヒーローだ

鳥谷敬

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Kanemori【かねもり】です。

どんな世界でも勝負事は結果がすべて。会社の業績も結果が伴わなければそれまでのプロセスは二の次になる。企業戦士は業績を上げ、収益を増やし、利益を得なければいけない。

プロ野球選手はチームを勝たせることがベストで、そのために個々の選手が万全の準備をし、投げて、打って、走る。結果として負けてしまうこともあるが、総合的に勝利に貢献できるかどうかが、各々の価値なのではないかと思う。

※タイガースの鳥谷選手の退団についてアレコレ思いの丈を書いているので長文になってしまいましたが、お付き合いいただけますと嬉しく思います。

阪神タイガース鳥谷敬内野手・背番号1

阪神タイガースを長く支えてきた鳥谷敬選手が、来季2020年シーズンのチームには構成外とのことで、退団することが決まりました。 

タイガースファンとしては衝撃を受け悲しい気持ちもありますが、正直な所もう38歳だし、今年の鳥谷選手の成績だと仕方ないのかな、という気持ちもあり、「あぁ、ついにこの日が来てしまうのか…」という半ば諦めの感情のほうが大きいような気がします。

 周りのタイガースファンや、ネット上の声を聞いてみると、球団フロントが悪いとか、矢野監督が悪いとか、金本監督が悪いとか、みんな誰かのせいにしたがっています。鳥谷敬という選手の去就について、これだけ沢山の人が様々な意見を出し議論しているなんて、やっぱり彼は偉大な野球選手なんだなと実感しました。

推定年俸5年20億円

鳥谷選手は5年20億という大型契約で、2019年が契約最後の年。ここ数年の成績を振り返ってみます。

・2015年までは2割台後半から3割程

・2016年…2割3分6厘・36打点

・2017年…2割9分3厘・41打点

・2018年…2割3分2厘・22打点

勝負の年の今年2019年に関しては出場した試合数は100には届かず、9月18日現在の打率は2割台前半程度。打点は「3」しかついておらず、年齢を考えると戦力外になっても然るべきと言わざるをえません。1年あたり4億円(推定)。阪神の選手の中で推定年俸4億円は鳥谷選手と糸井選手のみ。これだけの年俸でベンチを温めているのはコスパが非常に悪いと考えます。(糸井選手も怪我で離脱してますけどね。)

鳥谷敬さんといえば。

鉄人

鳥谷選手といえば金本氏同様、休まずに試合に出続けている「鉄人」のイメージ。連続試合出場1939試合、フルイニング出場が667試合。ケガをしない準備はもちろん、打撃や守備も安定的でないと成しえないことなので、本当にすごいですね。

公式戦通算2000本安打

この記録を達成した日は、名古屋旅行中で野球中継は見られず、遅れて情報を知りました。翌日、帰りの新幹線に乗る前にスポーツ新聞を買って隅から隅まで鳥谷選手の記事を読み漁り、感動したことを覚えています。NPB50人目の偉業。この記録を達成するまで、彼は何回バットを振り続けたことでしょう。

鼻骨骨折

2017年5月24日。対ジャイアンツ戦で顔面に死球を受け、バッターボックスでうずくまり、滝のような血が鼻から流れ出ていました。そのまま病院に運ばれましたが、当時は連続試合出場記録の継続中。このまま記録は途切れるのかと危ぶまれましたが、翌日の試合に黒いフェイスガードを付けて代打で出場。甲子園の大歓声で迎えられました。

社会貢献運動

フィリピンの貧しい子供たちに靴を送る「レッドバード」は、野球教室を行うために現地を訪れた鳥谷選手が、子供たちの多くが裸足だったことを受け、「必要なのはグラブではなくて靴だ」として行っている活動です。ワタシたちタイガースファンに夢を与えるだけでなく、海を越えても、こんなに素晴らしい活動を行っているようです。

この騒動は結局誰が悪かったのか?

球団?

鳥谷選手の偉業は語りつくすことが出来ず、これだけタイガースに貢献してくれた選手なのに、なぜ球団は手放す決断をしたのでしょう。年間4億円を支払うに値する選手ではなくなってしまったのは否めないところではありますが、チームを長きに渡り支えた功労者です。阪神で減俸して続けるという選択肢はなかったのか、という声もありますが、球団としては若手を育てていきたい、鳥谷選手にはチームを裏方で支えて欲しいという思いがあったのではないでしょうか。

だからこそ今季限りで引退とし、ファンに惜しまれつつ引退試合を行い、ゆくゆくは球団のポストも用意する、という路線を用意したかったのでしょう。ただ鳥谷選手は現役で野球を続けたい。お互いの考えが違うのですから仕方がない結果です。

引退勧告を公表したタイミングもいろいろ言われていますが、来シーズンの構想を練るには妥当な時期です。鳥谷選手の神宮球場での「これが最後」発言がなかったら公表はもう少し後になっていたかもしれませんね。あの発言から鳥谷選手の去就が注目されたのは事実ですから。

金本前監督?

なぜ、前監督の金本氏に矛先が向くのか。鳥谷選手はコンスタントに試合に出てこそ結果を出せるタイプの選手との事です。2017年にチーム事情でもともと守っていた遊撃から三塁にコンバート。ゴールデングラブ賞に輝きますが、翌2018年には期待の右の大砲候補の新人・大山選手が入団してきたこともあり、せっかくコンバートした3塁から2塁との併用。これでは思うようなパフォーマンスができないのも頷けます。ただチームの未来を考えると、年齢的に30代後半の鳥谷選手より、若手をどんどん使って経験させることのほうが重要だったのでしょう。

矢野監督?

2019年の今シーズンから就任した矢野監督。彼の起用法についても金本監督同様の批判があるようです。今シーズンは昨シーズンよりも鳥谷選手は出場機会が少なく、ベンチを温める日々が続いています。ただ、試合に出続けていないから調子が上がらず打てない、というのではプロ野球選手としては恥ずかしい言い訳でしかありません。どんな場所でも、結果を出す人が成功する世界だし、それが「プロ野球選手」でしょう。監督としては勝つために采配をするので、そこに鳥谷選手よりも有望な選手がいれば使うのは当たり前です。

ただモヤっとしているのは、いま鳥谷選手が来季構想外だと発表されても彼を使い続けていること。正直、チャンスで代打・鳥谷がコールされてもあまり期待が持てません。チャンスでもっと打てそうな選手(誰が打てるん?と聞かれると困るけど…)を使うとか、別の若手を1軍に上げて使ってくれたほうが、いっそ清々しく思えます。とはいえ阪神では一番の人気選手ですから、「阪神タイガース鳥谷敬」の最後の雄姿を一目見ようと集まるファンのために、各試合1打席は出すようにしているのでしょうか。

鳥谷選手?

実際、本人が結果を出せていないことが来季構想外に繋がっているので、悲しいけれど自分が源泉だとしか言いようがありません。鳥谷選手は、いつも球場に誰よりも早く来て準備を行い、ストイックにトレーニングをしていると言います。毎日毎日そんなトレーニングをして万全の準備をしているのに、結果が出せない。それはやはり別な部分の衰えなのかなとも思ってしまします。アラフォーのお年頃ですもの。鳥谷選手とは同世代のワタシですが、35歳過ぎたあたりから「こんなはずじゃないのに」とか「昔はもうちょっと頑張れたのに」とか、思うようになってきましたもの。それを受け入れるか、もう少し鞭を打って頑張るのか、決めるのは本人です。

個人的に思うところは。

ワタシは阪神タイガースの選手としての鳥谷選手が好きなので、タテジマ以外のユニフォームを着てほしくないと思っています。プライベートでも親交のある井口監督のいるロッテに行くのでは?(ロッテもユニフォーム縦縞だけどね。)という憶測も飛んでいます。百歩譲ってパリーグなら…と思わないこともないけれど、やっぱり嫌だ。鳥谷選手はワタシたちが愛する阪神タイガースで終わってほしい。(←これには批判も多いと思うけど。)

違うユニフォームを着て活躍している鳥谷選手を見るのはカナシイ。活躍できなくてボロボロになって消えていくのを見るのはツライ。ワガママですハイ。だからこそ今、身を引いて、有終の美を飾りながら惜しまれつつ引退してほしいと思っています。

しかし来シーズンのタイガースには鳥谷選手の枠は無い。球団が「引退してくれないか」と言い、鳥谷選手は「ほかのチームに行きます」と即答した。これが現実です。もはや議論の余地はなく、これまで阪神を支えてくれた彼を快く送り出し、どんな形でも彼が導き出した答えを受け入れるしかありません。

おわりに

鳥谷、今までありがとう。

ワタシが好きな阪神タイガースにあなたがいてくれて良かった。あなたのグラウンドでのクールな横顔が好きだった。あなたのバッティングフォームが好きだった。あなたを応援できて良かった。あなたのこと、大好きだったよ。16年間本当にありがとう。

アレコレ書いたけど、新天地に行ってもちゃんと見守っているから頑張って。でもタイガースの優勝の邪魔はしないでね。

長くなりましたが、最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

 

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